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しあわせな5月 その4 2010年07月14日 しあわせな5月 コメント:2

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しあわせな5月 その4

5月は、これまで以上に、カメラが「ぐっ」と生活の中に入り込んできた気配を感じました。
マキナを構えて、よーしいくぞー! と気合い十分に撮る写真も好きだけど、こうやって毎日をのんびりと見たままにカシャッ、ジーッと撮る写真も好きになってきた5月でした。

日常生活を、日常生活らしくオモテに出す行為は、なかなかエネルギーのいることです。こうすると形になるなぁとか、ある意図した物語性が生まれるなぁとか、そういうことで選ばれた写真なのです。しかし逆を言うと選ばれなかった写真の方が、オモテに出せないくらいもっと日常生活らしいし、圧倒的な数なのです(おそらく5月の日付が入ったものだけで300枚は超えています)。
そういう意味でいえば、オモテに出す行為に苦労しているようで、実はウラにこそっとしまっておく行為にエネルギーを費やしているのかもしれません。

さて、カメラを持ち始めた娘は、僕の真似をして空を撮りはじめました。
カメラよりも手が小さくて、2度、3度、力を入れてやっとシャッターが切れるという具合なので、カメラはぶれ、構図なんてあってないようなものです。でもそれで娘は満足しているし、彼女の中に、カメラを構えて撮る、という行為が楽しいものとインプットされはじめているようです。

僕が幼稚園に入る半年前、母に手を引かれてピアノ塾に行き始めた頃のことを、必死にシャッターを切っている娘を見ながら思い浮かべていました。果てしなく地平線のように続く鍵盤。ドレミを押さえるのにも苦労していた小さい手。ぜんぜん音はつながってキレイに聞こえないけど、自分の指が音を出しているんだと思うと、とてもワクワクしました。いつも30分のレッスンがあっという間だったのを思い出します。

あれから僕はピアノを捨てシンセサイザーに持ち替え、毎週1曲のペースで作詞作曲し、音楽の道を目指しました。ジャニーズやエイベックス系のコンペにもたくさん参加しましたが、ひとつも芽が出ませんでした。
ピアノが感じさせてくれた音楽の楽しさが、そのままお金を生み出す仕事になればなぁと夢みたことも、現実の前にあっけなく崩れ去りました。そのかわりに、特に勉強をしたこともなかった文章を書くこと、本をプロデュースすること、編集をすること、それが僕の存在価値となって、そして今、こうしてなんとか生活が続いています。


東京の5月は暑くて、
大好きな散歩も時々たじろぐこともあるけど
街角は花で溢れているし、空には雲が流れているし
右手にカメラ、左手は娘と手をつないで
カシャッ、ジーッのリズムで歩いていこう
しあわせな5月

(おわり)


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コメント

こんばんは。

最近の小日向さんの写真を拝見していると、私写真な雰囲気がより強くなった印象を持ちました。
自分の日常を表に出すという行為は、とてもエネルギーを使うと思います。
全裸で行くか半裸で行くか迷ったりして。

僕も以前に増して私写真の傾向が強くなってきました。
全裸まで行けるかどうかは、まだ分かりませんが(笑)

それゆえ、苦痛になる事も多々ありますが、それでも写真はやめられないんですよね。
  1. 2010/07/16(金) 23:54:49 |
  2. URL |
  3. sotozaki #-
  4. [ 編集 ]
>sotozaki様

いろいろやってみて結局広告的な写真の撮り方は
性格にあっていないとわかったのがきっかけです

それ以上に、シャッターを切っていない時の自分が
自分じゃないような気がしてきて
そうなると息をするように自然に写真を撮るしかないなぁ
ということに行き着きました

いつもありがとうございます
お互いに写真な毎日を楽しみましょう

  1. 2010/07/17(土) 10:08:20 |
  2. URL |
  3. 小日向草 #JalddpaA
  4. [ 編集 ]

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